片桐寛文建築研究所2

周辺の自然を活かすべく、すぐ隣にある「栗の木林」を室内に取り込み、繋がるよう設計しました。１階のLDK上部には、ガラス張りで、天井の高い吹抜けを設け、落葉樹である「栗の木」が日射をコントロールし、一年を通し過ごしやすく、変化にとんだ自然風景で室内を飾ります。２階の個室は窓を通し「吹抜け」とつながり、LDKとコミュニケーションが取れるようになっています。また、吹抜けの先に広がる「栗の木」や「空」が、個室に「草原」のような開放性を与え、限られたスペースの中でも、意識は広く解き放たれるよう計画されました。