Kanbun Diary
「軒(のき)」とはどこのこと?
建物を建てるのに
それぞれの地域には
「用途地域」が定められている。
特に住宅地と言われる
「第1種低層住居地域」と
「第2種低層住居地域」は
2階建て住宅を想定した地域なので
「高さ」に注意しなければならない。
要は
高い建物が建てられないという
ことであるが
それでも、自分の資産である住宅を
制限の中で
最大に大きく建てたい人もいるだろう。
そういう人は
「軒(のき)」の高さに
注意をはらうとよい。
建築基準法で「軒(のき)」とは
「屋根」を支える
「梁(軒桁)」のことを言うが
これらの地域では
この「軒」が7mを超えてはならない。
厳密に言うと超えてもよいが
超えたら周辺に落ちる
「日影」の量を計算し
周りの住宅地が
日照を確保できているか
証明をしなくてはならない。
これを「日影規制」という。
ただ「日影規制」をクリアし
軒の高さを7m以上にした
高い建物が
必ずしも多くの床面積を
取れるとは限らない。
何故なら
日影の量を少なくするためには
建物を細くしなければ
ならないからである。
このバランスが難しい。
このような検討は
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