フェンスを通した光♪ Kanbun Diary 片桐寛文建築研究所２

Kanbun Diary

フェンスを通した光♪

みなさんこんばんは！
今日の高幡不動は春らしい良い天気です。

さて、今回は昨日ご紹介した
照明たちを包んでいる気持ちの良い建物
ルーチェ　トーヨーキッチンスタイルです。

設計はあの妹島和世さん♪

ガラス張りの建物に
フェンスをまとい、入射する太陽光が
柔らかく、人間的に気持ちの良い
感覚まで和らげ、室内に注いでいます。

建築家の僕としては、コンセプトを
表現するうえで重要な「納まり」を
つい見てしまいますね（笑）

ロールスクリーンも機能的に重要です。
存在を消すようデザインされ、窓をすっきり
見せる工夫がなされています。

細かなところが全てを決めるわけでは
ありませんが

細かなところを疎かにすると、
全てが台無しになってしまいます。

「神は詳細に宿る」・・・
（ミース・ファン・デル・ローエ）

これらのことがしっかり行われて
いることが分かります。

地下では、ハイサイドライト（高窓）からの
安定した光が展示物を際立たせていました。

この建物は行ってみる価値あると思います。

素晴らしい空間とはこのことかと
久しぶりに思わせてもらった建築でした♪

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