Kanbun Diary

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建築家は大工だ!

現代では
柱や梁などの組み方
木造住宅の骨組みは
コンピュータと機械が
加工してくれている。

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ただ
機械加工するための
データ入力は
今だに全くのアナログである。

設計者である建築家が
柱、梁の「組み方」「考え方」を
図面に描き示し

02_軸組図.jpg
それをもとに
木材加工会社が
改めて図面を起こしてくる。

それを
建築家が再度調整し
問題なく建ち上がるよう
作るのだ。

この作業を終えれば
建物は8割がた完成!

03_SCAN0024.JPG
これではじめて
現場は作業にかかれる。

建築家は
建物の8割を造り

現代における
考える大工である。

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 住宅をデザインしている設計事務所!
 片桐寛文建築研究所2
 HP→http://www.katagirikanbun.com
 TEL:042-506-7832
 FAX:042-506-7852
 

給湯器からの距離!


給湯器から

水廻り設備までの距離は

短くしなければならない。

なぜなら

遠いと

お湯が出るまで時間がかかるから。


 


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「水道管」の太さ!


戸建住宅の「水道管」の太さは

Φ13mmでは小さい。
Φ20mmが一般的だが、これくらいは欲しい。

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<メーター口径の目安>
・Φ13mm→日常生活に問題はないが
      最新設備導入で力不足を感じることも

・Φ20mm→一般的な口径。水栓の同時使用で
      若干、力不足を感じることも

・Φ25mm→水栓を同時使用しても問題ない。


 


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「筋交い」とは何だ?

 
「筋交い」とは
建物が地震力により歪まないように
する材のこと。

例えば絵の様に
壁に力がかかった場合
「筋交い」無しだと歪むが

0120150414_02-thumb-500x710-3600.jpg
「筋交い」が有ると
歪みにくい。

0220150414-thumb-500x710-3602.jpg
実際の現場で付けている
「筋交い」を見てみると

結構な数を
設置しているのが分かる。

設置する数も重要だが
もっと大切なのが

「筋交い」の
下と上についている
金物。

これは構造用金物と言われ
建物が揺れても
「筋交い」が外れないようにし
地震力に抵抗するために
設置する

IMG_4055_03-thumb-500x666-3610.jpg
昔はこれが
釘だけで止めてあったので
地震ですぐに外れていた。

今では「筋交い」と「構造用金物」が
付いていて当たり前。


現場に行って見てみるとよいだろう。


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建築デザインの基本は「そろえる」こと(その3)


建築デザインの基本は

「そろえる」ことである!

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窓も

縦横きっちり

そろえよう!


※ 「一番よい住宅づくり!」 をするには
設計士と出会い、相談することが大切
失敗してから1級建築士が出てきても時すでに遅しだ!
プロの不動産屋も、工務店の親方も
みんな設計士に相談して仕事をしている
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建築デザインの基本は「そろえる」こと(その2)


コンクリートを
流し込むときの

「型枠」をとめる
金物(Pコンと言うが)の
位置もそろえる!
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縦横をそろえ
「型枠」の割付を
図面でしっかり検討する。

P1000237_04_.jpg
割付図を現場に渡して
それ通り
造っているか

コンクリートを流す前に
確認する。

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とにかく
とことんそ「そろえろ!!」

「そろえる」根気が
建物のイメージを上げる!

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デザインが良くたって
これらができなければ
デザインもへったくりもない!

建築は
やることをやっているかが
一番重要である。


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建築デザインの基本は「そろえる」こと(その1)


建築デザインの基本は
「そろえる」ことである!

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例えば、この建物の
給気口・排気口も
縦横きっちり
そろえている。

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単に「そろえる」と言っても

・そろえた場所が
 必要とする設備から
 距離が離れすぎていないか

・離れていれば
 換気損失の計算をし
 それに見合う機器を設置する。

・天井裏スペースは配管をそこまで
 取り回せる「空」を確保しているか

・天井裏スペースを考慮し
 階高の設定をしているか。

・ダクト同士が近すぎて
 ショートサーキットを起こさないか

・それらを職人たちが設置作業する
 スペースは確保されているか・・・

などクリアする問題は数倍になる!

それでも「そろえよう!!」

そろえたい位置の
「寸法」を図面にしっかり描こう!

そうすれば
綺麗な建物となる。


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バルコニーは良い!


夕暮れ時

黄昏れる風景のなか

風にそよがれ

ゆっくり過ごしてもらえたら

それが設計者としての本望である。

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ここは景色をV字でカットした。

カットされた以外の部分は皆

隣地の建物となっている。

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見せる部分を限定し

その家だけの風景を設計すれば

特別な空間になる!
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ビルトイン駐車場!


車を良い状態で保つなら

ビルトイン駐車場が良い。

画像 018_02.jpg
ただ、敷地の条件により

完全に建物内へ

しまい込むようなことが

できない場合がある。

それでも

不完全でよいので

ビルトイン駐車場にした方が良い。

画像 014_04.jpg
屋根が

有るのと

無いのでは

車のモチはずいぶん違う。

駐車場は

屋根付きが一番だ。

 


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デザインには「必然性」が必要だ!


写真中央の部材は
木造の構造上必要な
「火打ち梁」と言い

四角い部屋が
地震で歪まぬために取り付ける。

しかし、住む人から見れば
美観を損なう突起物にしか見えない。

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そこで
裏に「ライト」を仕掛けると
間接照明という

必然的なデザインとなり

それを感じる前と後では
部材の見え方が違うと思う。

_MG_9887_03_.jpg
・用途→照明
・強度→火打ち梁
・美しさ→夜の落ち着いたムード

そして
このやり方は

普通の木造在来工法を
そのまま造ることに
何ら変わりがない。

_MG_9805_03(HP)_.jpg
つまり
用・強・美
をそなえつつ
コストは同じなのである!

photo:有限会社クリス写真事務所

 


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