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Kanbun Diary 2017年11月アーカイブ

敷地の「高さ」「段差」を確認すること!

この敷地と北側の敷地とは

境界ブロックで

おおよその段差を確認できる。

ブロック寸法は

高さ200mm×幅400mmだ。

敷地側から見ると2段

北側敷地から見ると3段

つまり

「3段 - 2段 = 1段」の差がある。

ということは

1段分(200mm)北側隣地が低い。

外構の土間など

間違えても

北側の敷地へ向かって

雨を流すようなことを

してはいけない!

クレームの元だ!

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カーテンの使い方


こんなカーテンの使い方は

開口部の光と壁とを

あいまいに繋げる。

風の流れに形を与え

壁が揺らめく。

こんな白い空間!

良いと思う。

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ダイナミックに連続させる!


建築のデザイン手法の一つは

ダイナミックに連続させること。

この建物で言えば

柱みたいなものが

沢山連続しているところだね。

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何かあったら建築家に聞け!


だいたい建て終わって

何年か経つと

調子の悪いとこも出てくる。

それを修理して行くのが

メンテナンスだが

これを工務店や、職人に

直接依頼し

その話の中に

建築家が入っていないことが

非常に多い。

こうすると

たいてい設計意図と

違うことをやる。

特にデザインの意図を

無視することが多い。

これは、職人たちもプロだが

彼らは「部分」のプロだ!

建築家は

「部分」と「全体」

「過去」「現在」「未来」を

総合的に判断し設計するプロだから

「部分」だけの考えで

一部を変えると

全体のバランスが崩れ

ひいては

小さな変更が

全てを台無しにすることだってある。

これは

プロでないお客が判断できようの

ないことだ。

「神は細部に宿る」と言うが

建物のデザイン性は

細かなところの

充実した造りこみにより決まる。

用途を満たし

安全で強く

美しく!

この「用・強・美」がそろって

初めて良い建物となるのだ!

この写真は

2棟を一緒に計画した現場だ。

片方の家は私抜きで

工務店と

塗替えの話をし

こうなった。

まったく!

「のっぺらぼう」じゃないか!

これでは

住んでる人に

優雅さを

味合わせてあげられない!

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上下水道管が無い!


「上下水道・ガス管」が

敷地内にない場合がある。

これらが無い場合 

管の「引き込み」工事をする。

その際、道路を

掘り返すので

費用がかかるが

だいたい50~70万円の費用だ。

また

上下水道管とガス管を別々でやると

2回道路を掘るので

掘削費用が倍かかる。

余計な金が掛からぬよう

「掘り」が1回で済むように

業者にお願いしよう。

敷地を購入するときは

要確認だ!


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中古!「検査済証」無しは大変だ!


中古の

一戸建て住宅を買う時

一番注意し

確認することは!

「検査済証」と言う

書類があるかどうか!

これがあれば合法な建物で

リフォームもしやすい。

なければ再確認工事、修理に

リフォームとは別で

1000万かかることもある!

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心の設計


だいたいのクライアントは

不安と夢のはざまで

家を建ている間

気持ちが揺らぎつづけている。

そんな不安定な心を

しっくり納得させてゆくのも

建築家の仕事!

心の設計も重要だね。

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