Kanbun Diary 2017年11月片桐寛文建築研究所２

家づくりに関わる人の気質は

「器用さ」よりも

「真面目さ」を

持ち合わせていることの方が

重要だ。

※ 「一番よい住宅づくり！」　をするには
設計士と出会い、相談することが大切
失敗してから１級建築士が出てきても時すでに遅しだ！
プロの不動産屋も、工務店の親方も
みんな設計士に相談して仕事をしている
設計なくして良い物は作れない！
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金をかけたから

大きいからって

よい建物だとは限らない！

空間は自然とつながり

人の気配や

温度が感じられるような設計。

「表層的な良さ」ではなく

「本質的な良さ」を

建築家に設計してもらおう！

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モダンな空間に

「仏壇」をデザイン的に合わせる方法！

この押入れは十字に

四分割している。

通常の押入は

「引違い戸」の戸が

前面に2枚見えるものだが

これは柱と梁を

手前に出し、戸を奥へすることで

モダンな室内と十字が

同じ調子で連続し

統一感を取っている。

なので

戸を閉めると「モダン」

仏壇の部分を開けると

部分的に「和」になる。

仏様も

より綺麗で美しい場所にいてほしい

そんな思いでデザインした。

左上は棚収納

下の2つは押入になっている。

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敷地を読む！

建物の計画にはその土地の特性を

読み込む必要がある。

「良いところ」と「悪いところ」を把握し

空間を配置する。

土地特性の中で

最も重要な物の一つ

太陽光だが

この敷地では

南側にマンションがあり

冬至には半分

陰ってしまう。

そうすると必然的に

日の当たるもう半分に

建物を配置することになるが

それだけでは楽しい

建物にはならない。

日影る方でも

1段上げれば日が当たるので

そこにバルコニーを設けるなど

工夫をすると

敷地に来る「光」を

有効に取得でき

大きな窓を配置し

明るい家になるだろう！

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住めば都！とは言うが

それを逃げ場に

下手な設計はしたくない。

常に与えられた条件を

超える建物を提供したい。

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人の命をあずかる設計という仕事は

「やるか」「やらないか」

どちらか一方だ。

「まあまあやる」とかはありえない。

やるならとことんやる！

でなきゃ心配で

眠ることなんかできない！

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住宅の階段は

この図のように決まっている。

1段の高さは23cm以下と

制限されているが

15〜18cmくらいが一番スムーズに

上り下りしやすい。

ただ、スムーズな階段は

上の階に上がるまでの

「段数」が増え

階段室が大きくなり

プランを圧迫しかねない。

なので

「上りやすさ」と「プラン」との

バランスを充分に検討しよう！

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脱衣室、脱いだ洗濯物が目に付き嫌だ！

そんな人は「隠し収納」が良い。

脱衣室を使う時は

引き戸の扉を閉めるので

必然的に「隠し収納」が露出する。

ここへ「カゴ」などを置いておけば

衣類の「汚れ物」を洗うまで置いておける。

脱衣室を使わない時は

引き戸を開けるので

「隠し収納」が扉に隠れ

インテリアの統一感を演出する